Workday、クラウド ファイナンシャル プランニング・分析ソリューションに関する Gartner 社のマジック クアドラントでリーダーに認定
ビジネスや経済が大きな転機を迎える中で Workday のビジョンの完全性と実行能力が再び認められました。
ビジネスや経済が大きな転機を迎える中で Workday のビジョンの完全性と実行能力が再び認められました。
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のパンデミックによる世界的な混乱の中で、あらゆる企業が足がかりを見つけようとしている今ほどアジリティが必要とされる時代はないでしょう。その取り組みの鍵を握るのが先進的なプランニングです。これにより複数のシナリオを作成して最善の行動計画を選択できるようになるほか、直感ではなくインサイトに基づく意思決定を行うための分析の利用、状況の変化に合わせて迅速に行動するためのレジリエンスの確保が可能となり、今やビジネスに不可欠なものとなっています。
このような現状を背景に、Gartner 社はクラウド ファイナンシャル プランニング・分析ソリューションに関する 2020 年マジック クアドラントにおいて Workday をリーダーに位置づけました。この定評あるアナリスト企業が 4 年連続*で Workday Adaptive Planning の独自のノウハウを評価したのは、特に今、ビジネスや経済が大きな転機を迎えているためであると考えています。
この最新の Gartner 社のマジック クアドラントは、企業が回復への道のりを模索し、予測不能なニューノーマルに適応しようとしている最中に発表されました。そして、今こそクラウド FP&A ソリューションに注目すべき絶好のタイミングです。Workday ではこのパンデミックの間、お客様と密接に連携しながら、よりアジャイルなビジネスの遂行を支援してきました。
中でも、ChristianaCare 社の事例には目を見張るものがあります。COVID-19 によって引き起こされた混乱の中、大西洋中部沿岸地域に拠点を置くこの大手医療機関は、Workday Adaptive Planning を活用して、年に 1 回の予算プロセスから、それよりもはるかに機敏な対応が可能な月に 1 回の収益予測サイクルに移行しました。そして、その移行作業をわずか 4 日で完了させました。
先進的なプランニングによって何が可能になるのかを企業が理解するようになり、プランニングは組織のミッションクリティカルな機能として急速に注目されるようになっています。実際、PwC 社が 6 月に実施した調査では、最高財務責任者 (CFO) の 72% が、現状を脱した後にはこれまで以上のレジリエンスとアジリティを身につけていることになるだろうと答えています。
この最新の Gartner 社のマジック クアドラントは、企業が回復への道のりを模索し、予測不能なニューノーマルに適応しようとしている最中に発表されました。そして、今こそクラウド FP&A ソリューションに注目すべき絶好のタイミングです。
Workday の優位性を高めている強みの 1 つは、当社の Elastic Hypercube Technology によってもたらされる Workday Adaptive Planning のスケーラビリティとパフォーマンスの高さだと考えています。私はこの画期的な技術を開発したチームを率いる機会に恵まれました。このテクノロジーにより、Workday Adaptive Planning は非常に複雑なプランニング環境においても高いスケーラビリティとレジリエンスを発揮し、大規模な企業にとって理想的なソリューションとなりました。
現在、600 以上の大企業が Workday Adaptive Planning を使ってプランニング、予算編成、収益予測、What-if シナリオなどを作成しています。その中には、American Family Insurance、Denny's、IBM、South Shore Health などの企業の名もあります。
また、Workday Adaptive Planning の比類ない柔軟性も、Workday がリーダーとして位置づけられた要因になっていると思います。私たちは、財務、営業、ワークフォース、その他のオペレーション プランニングなどの全域にわたって全社的なプランニングを行うお客様のために、クラス最高のプランニング ソリューションを提供しています。
他の Workday エンタープライズ クラウド アプリケーションの利用を希望されるお客様には、シームレスなユーザー エクスペリエンスで利用できるワールドクラスの統合プラットフォームが用意されています。プランニング ソリューションを利用している 5,200 を超えるお客様の約 20% が、単一のアプリケーション プラットフォーム上で計画、実行、分析を行なっています。これが、ビジネスに真のアジリティをもたらします。
世界中のお客様から好評をいただいている私たちのイノベーションには以下のようなものがあります。
プランニングを全社的に行うためには、使いやすいソフトウェアである必要があります。リモートで共同作業を行う社員が増えている今の時代、このことは大きなメリットになります。これは、お客様からたびたびご好評をいただいている Workday の強みの一つです。そして、使いやすいと社内での定着も進むため、Deloitte、Accenture、McKinsey & Company、PwC などのパートナー様は、Workday Adaptive Planning を導入した大企業のお客様が最大限の成果を引き出せるように効果的な支援を行うことができます。
今日の企業が直面する課題はますます複雑化しており、高度なプランニング ソリューションが求められています。これはパンデミック以前にも当てはまることではありましたが、パンデミック以降の厳しい現実によって、そのことがさらに浮き彫りになってきました。プランニングは、年に 1 度の場当たり的でサイロ化した、ほぼ手作業のプロセスから、継続的、包括的、協調的なプロセスへと進化しました。また、上層部の視点に立った俯瞰的なプランから、会社全体のプランと完全に統合された職務別、部門別の詳細なプランへと発展してきました。さらに、スプレッドシートを使った簡易的なプランニングから、機械学習と人工知能を活用したインテリジェントかつアジャイルで高度に視覚化されたプランニング環境へと成熟しました。人工知能を活用することで、自動的にデータを精査して、誤った予測につながる可能性のある潜在的な異常を見つけ出し、データを瞬時に可視化することで素早くインサイトを引き出し、誰もが重要なトレンドとパターンを見極めることができるようになります。
これが先進的なプランニングです。そして、それは現在の混乱から立ち直るためのみではなく、来るべき混乱に備えるための基盤ともなります。ChristianaCare 社のような Workday のお客様はまさにそのように捉えており、ファイナンシャル プランニングとオペレーション分析のディレクターである Kevin Kain 氏は自信を持って未来と向き合っています。「私たちは次に来ることに備えています」という彼の言葉がすべてを物語っています。
Gartner 社は、同社の公開済みリサーチ資料に記載されているベンダー、製品、サービスについて、いずれも支持するものではありません。また特定のベンダーに対して同社が最高評価またはそれ以外の評価を与えることによって、同社がテクノロジーのユーザーに対して、そのベンダーを選択するように推奨するものではありません。Gartner 社のリサーチ資料は、調査結果に基づいた同社の見解であり、事実の表明として使用することはできません。Gartner 社はこの調査結果について、明示または黙示を問わず、商品性または特定目的への適合性の保証を含んだ一切の保証をいたしません。
*Adaptive Insights は 2018 年に Workday によって買収されました。
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