Workday、Gartner 社のマジック クアドラントで実行能力とビジョンの完全性を評価され最上位ポジションを獲得

Workday 製品部門のシニア バイス プレジデントを務める Leighanne Levensaler が、クラウド スタートアップから Gartner 社のクラウド HCM スイート製品に関するマジック クアドラントで最も高いポジションに位置付けられるまでの Workday の道のりを振り返ります。

今日は Workday にとって記念すべき日です。Gartner 社が最初に発表した中規模および大規模組織向けクラウド HCM スイート製品に関するマジック クアドラントで、Workday はリーダーに選出されました。

Workday は遂行能力とビジョンの完全性を評価され、「リーダー」クアドラントで最上位に位置付けられました。

このページに表示した画像は、より大規模なリサーチ資料の一部として Gartner, Inc. が公開したものです。内容の適正な理解のためには、必ず原文の文脈をご確認ください。このレポートの全文をご覧になりたい場合は、弊社までお問い合わせください。

Gartner 社は、同社の公開済みリサーチ資料に記載されているベンダー、製品、サービスについて、いずれも支持するものではありません。また特定のベンダーに対して同社が最高評価またはそれ以外の評価を与えることによって、同社がテクノロジーのユーザーに対して、そのベンダーを選択するように推奨するものではありません。Gartner 社のリサーチ資料は、調査結果に基づいた同社の見解であり、事実の表明として使用することはできません。Gartner 社はこの調査結果について、明示または黙示を問わず、商品性または特定目的への適合性の保証を含んだ一切の保証をいたしません。

この評価を聞いて私たちは感激しました。Workday がお客様に提供している価値が評価され、私たちが長年信じてきた「グローバル企業にとってのベストな選択はクラウド HCM である」という考え方が認められたからです。

私が 2009 年に Workday に入社したとき、クラウド HCM 市場はまだ黎明期でオンプレミスのテクノロジーが圧倒的な地位を確保していました。ほとんどの人が差し迫る大きな変化に気付いていませんでした。当時まだ創立から 4 年だった Workday は、「クラウドはお客様にとって最高の選択肢であり、オンサイトの財務および HR ソフトウェアのライセンス方式やメンテナンスをはるかにしのぐ」という理念を掲げて共同創業者である Aneel Bhusri と Dave Duffield が設立した企業です。

これまでに 1,100 社以上の企業が Workday を採用し、その 70% 以上の企業が現在も全社的にシステムを使用しています。Workday は AstraZeneca 社や日立製作所、Netflix 社といった企業のグローバル HR プロセスを支援しています。Aneel と Dave の先見の明のおかげで、現在クラウドベース HCM を選択することは珍しいことではなく、普通のことになりました。

Gartner 社によるクラウド HCM スイート製品に関するマジック クアドラントの新設もまた、画期的な出来事と言えます。同社がクラウドを単独のカテゴリに分離したことで、私たちの業界、そしてお客様がベンダーを評価する方法が大きく変化しました。

評価プロセスの一環で Gartner 社が来社した際、これまで Workday が力を注いできた取り組みについて説明させていただきました。クラウド上で HCM を提供することだけではありません。最新鋭のエンタープライズ クラウド システムを一から構築し、企業が従業員やビジネスに対する可視性を高め、変化に容易に対応し、そして何より成長できるように支援してきました。

Workday がクラウド プロバイダとして成し遂げてきたことの真髄にあるのは顧客満足度です。このことに疑いの余地はありません。2007 年の調査開始以降、Workday は毎年 95% 以上の顧客満足度を獲得してきましたが、昨年は 98% の評価を達成しました。この水準の顧客満足度は Workday が設立された当時の業界では考えられなかった数字です。使い勝手の悪いエンタープライズ ソフトウェアに甘んじることはビジネスをするうえで仕方のない代償だと、当時は考えられていました。

私たちが創り出そうとしているニューノーマルは、この気の滅入るような考え方の真逆であり、「高い顧客満足度は最低限の条件」だと考えます。ですから HCM ベンダーを評価する際は、十分な時間をかけて、各ベンダーの実際のユーザーから導入プロセスや製品について話を聞くことをお勧めします。

この評価を聞いて私たちは感激しました。Workday がお客様に提供している価値が評価され、私たちが長年信じてきた「グローバル企業にとってのベストな選択はクラウド HCM である」という考え方が認められたからです。

最初からクラウド用に設計されていることには、さまざまな利点があります。まず、更新が数時間で完了することです。数週間、あるいは数か月かかるようなことはありません。また、単一のコードを使用して継続的に更新を実行できるため、お客様は古い製品を使い続けることも、最新のイノベーションやコンプライアンス規則に乗り遅れることもありません。さらに、全ユーザーが同一バージョンの製品を使用するため、お客様同士でベストプラクティスを容易に共有できます。

それでも、まだやるべきことはあります。革新と破壊を続けることは新しいビジネスの必須条件です。私たちはお客様の声に耳を傾けて、より賢く、直感的で、優れたシステムを提供する方法を模索してきました。

お客様のニーズを満たすため、私たちは基盤テクノロジーと各種の機能への投資を続けます。そして、お客様と Workday 双方の成功を牽引してきた整合性とコア バリューの実現に引き続き努めてまいります。今後の展開にご期待ください。共に作り上げていく未来を楽しみにしています。

『Gartner Magic Quadrant for Cloud HCM Suites for Midmarket and Large Enterprises (中規模および大規模組織向けクラウド HCM スイート製品に関する Gartner のマジック クアドラント)』(Ron Hanscome、Chris Pang、Jeff Freyermuth、Helen Poitevin、Melanie Lougee、Sam Gritner 著、2016 年 6 月 16 日)。

さらに読む