AI に関する Workday のビジョン

先週、米国商務省は、Workday の製品およびテクノロジー担当エグゼクティブ バイス プレジデントである Sayan Chakraborty を含む、27 人のエキスパートを国家人工知能諮問委員会 (NAIAC) の委員に任命したことを発表しました。この委員会は、さまざまな AI 関連の問題について、Biden 大統領およびホワイトハウスの National AI Initiative Office に対して諮問的な役割を果たします。倫理に配慮した AI の開発および導入を推進し、これに関するスマートな方針を策定することの重要性について、Sayan が意見を共有しています。

Workday は、潜在能力を引き出すイノベーションを実現できると確信しています。また、人工知能 (AI) によって人財の管理方法や企業の運営方針を積極的に変革できると考えています。また、学界、産業界、政府のメンバーが連携することにより、AI が個人、社会、そして私たちを取り巻く世界にもたらす潜在的な影響に対応することが重要であると考えています。

国家人工知能諮問委員会 (NAIAC) は、今後の AI に関して責任ある道筋を示すうえで重要な役割を果たすと確信しています。私は個人としてこの委員会に参加していますが、Workday の一員として、信頼性の高い画期的な企業向け AI 製品の開発、そして AI 政策に関する透明性の高い革新的な環境構築の支援に尽力できることを光栄に思います。

お客様および企業の社員に AI のメリットを提供するにあたり、Workday は責任を持ってこれに取り組んでいます。当社が定める 6 つの指針は以下のとおりです。 

  • 人財を最優先に
  • 人々を取り巻く社会への配慮
  • 公正な対応 
  • 運営方針を規定する法令の遵守
  • 責任あるデータ管理
  • 継続的な透明性と説明責任の確保

Workday は上記の方針を中核として AI 利用の推進を目指し、以下を提供します。

  • 情報に基づく意思決定を支援するインサイト | インサイトと予測を活用し、変化する環境における情報に基づいた意思決定を支援します。 
  • ビジネス チャンスをもたらすインサイト | ビジネス チャンスをもたらすツールにより、人財および企業による新たなスキルの開発と目標の達成を支援します。  
  • エクスペリエンスを改善するインサイト | 手間のかかる手作業によるプロセスを自動化し、パーソナライズされたインテリジェントなエクスペリエンスを実現する AI に継続的な投資を行い、人財の潜在能力を引き出せるようにします。 

Workday は、潜在能力を引き出すイノベーションを実現できると確信しています。また、AI によって人財の管理方法や企業の運営方針を積極的に変革できると考えています。

AI ベースのテクノロジーによってポジティブな効果を実現するには、信頼という強固な基盤が必要です。スマートな公共政策、透明性の確保への取り組み、綿密なテクノロジーへの投資を行うことが、AI の信頼性を高める最善の方法であり、Workday はこの取り組みに尽力しています。Workday では、米国の国立標準技術研究所による AI リスク管理フレームワークの構築、欧州連合による人工知能に関する規制案などの AI ガバナンスに対する、グローバルに連携したリスク ベースのアプローチを支持しています。 

AI イノベーションを通じてヒューマン エクスペリエンスの向上を目指す継続的な取り組みにおいて、NAIAC の委員や Workday コミュニティのメンバーとともに活動できることを嬉しく思っています。  

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