統合プランニングと連結管理で財務インサイトをレベルアップ

今日の財務チームは、より速く、より優れた仕事をしなければならない一方で、財務テクノロジーの限界に阻まれていることがあまりにも多くあります。それを変える方法がここにあります。

このブログでは以下についてご紹介します。

スピードがますます速くなっている今日のビジネス環境において、財務部門は十分に迅速な対応ができなくなっています。Accenture 社の調査によると、最高財務責任者 (CFO) の 10 人に 9 人近くが、戦略的意思決定のスピードが上がったと回答しており、一方で 67% が、求められる意思決定の数や選択の多さに身がすくむ思いであると答えています。

財務リーダーは、スピードだけが最終目標ではない、つまり時間短縮がもたらすものが大切だと知っています。Ventana Research 社 (現在は ISG の一部) のパートナー兼ソフトウェア調査責任者である Mark Smith 氏は、財務部門は「物事を迅速に完了させ、時間を節約し、その時間をより効果的に使わなければならない」と述べています。

今日の財務チームは、より速く、より優れた仕事をしなければなりません。しかし、財務テクノロジーの限界に阻まれていることがあまりにも多くあります。Ventana Research 社の調査によると、2026 年までに、財務部門のうちわずか 3 分の 1 のみが、デジタル トランスフォーメーションと言えるレベルのテクノロジー能力を獲得すると予測されています。それが可能な CFO は、組織管理においてより大きな影響力を持つことになります。

しかし、デジタル トランスフォーメーションを全面的に導入する準備がまだ整っていない組織であっても、CFO はチームがより効率的かつ効果的に業務を遂行できるようにすることが可能です。それは、組織の連結処理および決算プロセスと、プランニング プロセスをシームレスにつなぐテクノロジーを活用することで実現できます。

時代遅れの技術の限界

従来の財務プロセスは「シームレス」ではありません。多くの組織では、連結処理および決算プロセスとプランニング プロセスは、データセットが切り離された別々のサイロで行われています。

その結果、財務チームは必要なデータの取得に長い時間を費やしています。会計チームは、個別アプリケーションで管理されている多数のソースから収集したデータの品質と一貫性について確信が持てず、月次決算に頭を悩ませています。実際、Ventana Research 社によると、3 分の 2 以上の組織が組織内のデータ準備と効率化、情報共有の課題を解決することに注力しており、連結処理の管理方法に満足していると回答したのはわずか 3 分の 1 に過ぎません。

プランニングに関して、財務チームはデータの抽出、ピボット テーブルへの落とし込み、そしてレポートやプランニング ソリューションへの読み込みという、連結処理とプランニングのプロセスやツールの間を行ったり来たりすることを余儀なくされています。「最終版」、「最終版 v2」、「最終版 v3」…といったタイトルのスプレッドシートで受信トレイを溢れさせる、不格好でミスの起こりやすいプロセスです。

相互運用性のオポチュニティ

最先端の CFO は、異なるアプローチをとっています。財務チームは、連結処理とプランニングのプロセスを統合するテクノロジーを活用することで、より速く、より良く、つまり迅速かつ適応性のある業務を実現しています。会計とプランニングのサイロを壊しているのです。

連結処理とプランニングを統合データ コアと組み合わせたソリューションにより、財務チームは両プロセス間を容易に行き来することができます。会計と財務はそれぞれ自分のデータを所有していますが、両部門は同じ最新データを共有しているのです。その結果、連結処理チームもプランニング チームも、データ収集に費やす時間を減らし、データの解釈とビジネス パートナーとのインサイトの共有に時間を費やすようになっています。「決算プロセスをより早く進めることだけが目的ではありません。分析、監査に時間を使い、マネジメントがビジネスの動向をよりよく理解できるようにすることが目的です」と Smith 氏は語ります。

複数のバージョンのスプレッドシートを行き来する代わりに、プランニング チームはひとつの場所でプランニングを行い、プランのさまざまな側面を細分化して分析できます。彼らはデータを使って、企業のパフォーマンスを形成している財務動向について、より明確でニュアンス豊かな全体像を把握することができます。そして、データ分析を迅速化し、ステークホルダーに情報をより素早く提供できます。 

Workday 製品戦略プランニング・アナリティクス担当バイス プレジデントの Brandon Smith-Daigle は、Web セミナーで次のように付け加えました。「組織のパフォーマンスを見て、戦略的な意思決定を行うことができ、多くの異なるサイロでスプレッドシートやデータを扱うことに費やす時間を減らすことができます」

プランニングに関して、財務チームはデータの抽出、ピボット テーブルへの落とし込み、そしてレポートやプランニング ソリューションへの読み込みという、連結処理とプランニングのプロセスやツールの間を行ったり来たりすることを余儀なくされています。「最終版」、「最終版 v2」、「最終版 v3」…といったタイトルのスプレッドシートで受信トレイを溢れさせる、不格好でミスの起こりやすいプロセスです。

連結処理の変革

AI と機械学習 (ML) が連結管理およびプランニング ソリューションに組み込まれているため、プランニング チームは必要なだけのバージョンを作成し、無制限に先を見据えたフォーキャストを行うことができます。また、前提条件が変われば、簡単に計画を調整することも可能です。「アジリティがあれば、組織は変化に対して事後対応的に対処するのではなく、変化を予測することができます」と、Smith-Daigle は述べます。

真にシームレスな連結処理とプランニング ソリューションにより、財務と会計を別々の部門としてではなく、全体的にまとまりがあり、協業できる部門として機能させることができます。そしてこれにより、新たな合併であれ、経済環境の変化であれ、規制の変更であれ、ビジネスがどんな変化にも機敏に適応できるよう、財務部門をサポートすることができます。「単にオペレーションを速くするだけでなく、よりアジャイルなものにすることができます」と Smith 氏は述べます。「組織のニーズや変化への適応が可能です」

2024 年前半から、Workday はプランニングと連結処理および決算を統合した新しいサービスを開始します。Workday Adaptive Planning and Consolidation は、Workday Adaptive Planning の堅牢でアジャイルなプランニングと、Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) の包括的な決算および連結管理機能を統合します。このソリューションは、データ管理、決算および連結処理プロセス、プランニング プロセス、財務レポートと分析を合理化・簡素化します。

組織は、他の財務アプリケーション、総勘定元帳、ERP を維持したまま、新しい Workday ソリューションを使用できます。財務部門のデジタル トランスフォーメーションを全面的に導入する準備がまだ整っていない場合でも、企業は連結処理とプランニングのプロセスを統合することで、決算を加速し、プランニングのアジリティを高め、より迅速で十分な情報に基づく意思決定を推進することができます。

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