Workday Adaptive Planning and Consolidation—財務変革を達成するための斬新な手法

連結管理プロセスやプランニング機能の進化を目指している企業の皆様向けに、財務変革を成し遂げるのに役立つ新たな機能を公開しました。それについてここで詳しく説明します。

常に前に進むことが求められる世界で複雑さと変化に対応する方法を模索している財務プロフェッショナルの皆様は、Workday Rising でその答え、またはその手掛かりを見つけられたのではないでしょうか。このイベントは Workday の主要なカスタマー カンファレンスで、先月開催されました。参加された皆様には、財務部門の変革に向けて独自のロードマップを作成し、それを基に、変化が加速するビジネス環境下で変革を成し遂げるまでの道筋を付ける方法を学んでいただけたものと確信しています。

私が担当した Workday Rising セッションでは、財務部門と人事部門とのコラボレーションを強化し、パフォーマンスを高め、意思決定を向上させる Workday Adaptive Planning の新たなイノベーションについて紹介しました。また、複数のプランニング インスタンスの情報を一元的に管理できる Workday Planning Center や、Workday Adaptive Planning の対話型エクスペリエンスを可能にする生成人工知能 (AI) のロードマップやビジョンについても説明しました。

プランニングと決算/連結処理を統合する Workday の新たなサービス

2024 年上半期に新たな統合サービスとしてリリースされる Workday Adaptive Planning and Consolidation について紹介できたことは、特に嬉しく思っています。プランニングと決算/連結処理を統合するこのサービスは、データ管理、決算/連結処理プロセス、プランニング プロセス、財務レポートと分析を合理化・簡素化するものです。

これは財務変革という観点から見て特に重要です。変革への取り組み方はお客様によって異なります。Workday はお客様の取り組みがどの段階にあっても、パートナーとしてサポートします。完全な財務変革を実施する準備ができている組織に向けては、ファイナンス リーダー向けの包括的なソリューションを提供します。これにはファイナンシャル マネジメント、決算/連結処理、プランニング、レポートと分析が含まれます。すぐにでも取り組みを開始したい組織では、まずプランニング機能を最先端のものに進化させ、そのプランニング機能を現在お使いのエンタープライズ リソース プランニング (ERP) システムと並行して運用するように導入することもできます。

Workday は Workday Adaptive Planning and Consolidation をリリースし、財務変革を成し遂げるための新たな手法を提供します。組織はビジネスに影響を及ぼすことなく、決算処理プロセスの効率化、エンティティやチーム間のコラボレーションの不足、可視性の欠如といった課題を解決できます。

この新しいサービスで、お客様は次の 2 つの価値が得られることでしょう。1 つは Workday Adaptive Planning の堅牢かつアジャイルなプランニング、もう 1 つは Workday ファイナンシャル マネジメント (市場をリードするクラウド ERP ソリューション) の現行機能である、決算/連結処理機能の包括的かつ密接な統合です。Workday の決算/連結処理機能はエンタープライズ グレードです。現在 800 社以上のお客様がこの機能を活用して複雑な決算処理プロセスの簡素化、連結処理の自動化によるバッチ プロセスの排除、財務レポートへのリアルタイム アクセスを実現させています。Workday は連結処理プロセスとプランニング プロセスを統合することで、決算処理を加速し、プランニングのアジリティを高め、より多くの情報に基づいて意思決定をすばやく行えるようにします。これにより、将来的に完全な財務変革を実施するための完璧な基盤を確立できます。

Workday は 2024 年上半期に Workday Adaptive Planning and Consolidation をリリースします。この新たなパッケージ サービスは、Workday Adaptive Planning の堅牢かつアジャイルなプランニングと、Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) の現行機能である豊富な決算/連結処理機能を統合したものです。

業績への貢献をレベルアップし、労力を結集する

従来のエンタープライズ パフォーマンス管理ベンダーが使用するテクノロジーは、高度に構造化されたグループ連結プロセスか、柔軟なアジャイル プランニング プロセスのどちらかには対応するのですが、両方に対応するものは存在しませんでした。そこで Workday Adaptive Planning and Consolidation は独自の、対象業務専用機能を使用して、明確に異なる両プロセスの要件を解決します。そのため、財務部門はテクノロジーの不足を理由に妥協を余儀なくされることはありません。ファイナンシャル プランニング・分析チームや会計チームは、対象業務専用機能を備えたソリューションを活用することで、それぞれの部門の貢献度を高められるだけでなく、労力を結集して、より適切に企業をサポートすることもできます。

また、Workday はネイティブ クラウド ソリューションで、機械学習を組み込んでいるため、それを通じてイノベーションを継続的に提供する仕組みとなっています。さらに、今日市販されている ERP システムの中で、パフォーマンス管理ソリューションが組み込まれているのは唯一 Workday だけであり、組織が将来的に財務変革を加速させるための基盤を確立するのを効果的に進めることができます。

要約すると、Workday Adaptive Planning and Consolidation は財務変革に取り組むお客様に向けて、より多くのオプションを提供します。プランニングから取り組むことも、プランニングと連結処理から取り組むことも、ファイナンス リーダー向けの Workday ソリューションを使用して完全な変革に取り組むこともできます。ワークフォース/財務プランを最新のワークフォース データや関連コストと独自にリンクさせるワークフォース プランニング機能を組み合わせると、財務部門と人事部門間の緊密なコラボレーションを促進し、これまで以上にすばやく確実な意思決定を全社規模で行えるようになります。 

Workday は現在、一部のお客様にご協力いただき、このサービスの早期導入プログラムを実施しています。2024年上半期には、より多くのお客様がご利用いただけるようになる予定です。詳細については、このサイトを定期的にご確認ください。

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