Workday は Gartner 社の 2 つのマジック クアドラント レポートでリーダーに認定されているほか、サービス主導の企業向けクラウド ERP 製品の Customers' Choice に唯一選ばれています。この栄誉を授かったのは、Workday がアクションを支援する次世代インテリジェント システムとして支持され、人財不足やビジネスの複雑さに取り組む財務チームを支援していることが認められた証だと私たちは信じています。
財務の世界はかつてない速さで進んでいます。エンタープライズ リソース プランニング (ERP) システムは数十年間にわたり、静かなパートナー、つまり信頼性の高いトランザクション システム オブ レコードとしてデータの静的な保存や財務諸表の作成を支援し、ファイナンス リーダーを支えてきました。しかし過去のパフォーマンスを要約することに焦点が置かれたシステムは時代遅れとなりつつあります。財務リーダーの誰もが言うように、ERP に対する要求は根本的に変化しています。
今日の最高財務責任者 (CFO) は、単に価値を管理するだけでなく、未来の価値を設計しなければなりません。CFO はアジリティを持ってリーダーシップを発揮し、市場が変動する中でビジネスを保護し、新たな変化に備えて確実に準備を進めることが求められます。このような要求に対応するためには、価値を受動的に管理する ERP ではなく、アクションを支援するインテリジェント システム、つまりビジネスを理解し、業務そのものを再構築するシステムに移行する必要があります。
Workday が最近、同業他社に支持され、Gartner 社の認定を受けたことを心から喜んでいる理由はここにあります。当社にとって特に重要なことは、この栄誉が意味するものです。私たちは当社の戦略や次世代 ERP の妥当性が幅広く認められたものと考えています。
Workday は 4 年連続でサービス主導の企業向けクラウド ERP 製品に関する Gartner® 社のマジック クアドラント (2025 年) でリーダーに選出されています1。また、新たに設けられたクラウド ERP ファイナンス製品に関する Gartner® 社のマジック クアドラント (2025 年) でリーダー2 に認定され、遂行能力とビジョンの完全性の両面において最も高い評価と成果を達成しています。最も重要なことは、当社がサービス主導の企業向けクラウド ERP 製品の Gartner Peer Insights™ Customers' Choice に選ばれた唯一のベンダー3 であることです。
このようなレコグニションに加え、当社が 2024 年に全世界の ERP SaaS 収益の 17.3%4 を獲得したことは、財務の未来に対する Workday のビジョンが支持され、当社のお客様が具体的な成果を達成していることを強力に示唆します。これらの事実を踏まえ、私は Ｗorkday が先進的な財務チームを支援するパートナーとしての地歩を確立できたと感じています。
特に重要なことは、この栄誉が意味するものです。これは当社の戦略や次世代 ERP の妥当性が幅広く認められたことを示唆します。
Andrew Kershaw
ファイナンス リーダー担当グループ ゼネラル マネージャ
Workday
私は新たに設けられたクラウド ERP ファイナンス製品に関するマジック クアドラントで当社がリーダーに選ばれた理由は、ひとつの統合アーキテクチャを基盤とする当社のシステムが認められたからだと信じています。
サイロ型のレガシー システムと異なり、当社のプラットフォームは統合されたデータ モデル上に構築され、インメモリ アナリティクスを備えています。これは専門用語ではありません。財務データ、業務データ、ワークフォース データのリアルタイム分析を同時に処理するエンジンのことを意味します。このテクノロジーは財務チームの役割を事後対応的な管理者から先を見据えた戦略的リーダーへと変革します。
AI を責任を持って活用することにより、事後的な対応に終始する代わりに、速やかにアクションを起こすことができます。これは大きな分かれ目です。企業に対応するよう構築された Workday の AI プラットフォームは、人財やコストだけでなく AI エージェントの管理も支援します。
財務アプリケーションのコアに組み込まれた AI は、具体的な価値を創出し、チームを「やり残し作業」から解放します。
価値の保護:
たとえば収益契約管理エージェントは、構造化されていないビジネス ドキュメントの取り込みや検証を自動化します。そのため財務チームは手作業を減らし、管理能力を高め、規制にすばやく対応できます。
財務テスト スイートに含まれている財務テスト エージェントは、先を見据えてデータやプロセスを調査し、解決策を提案して、データ保証をレベルアップします。さらに会計監査エージェントと連携して監査証拠の収集を自動化し、収集した情報を監査人と共有します。
未来の形成:
先を見据えた予測ツールは、機械学習を活用し、財務のローリング フォーキャストや強力な「What-If」シナリオ モデリングを自動的に生成します。そのためチームはデータ入力から解放され、価値の高い戦略的分析に専念し、組織の拡大/成長を促進できます。
プランニング エージェントは、戦略的かつデータドリブンなプランニングを推進します。チームはインテリジェンスを活用し、分析を独力で行ってアクションにつなげることも、差異や根本原因を自動的に特定することもできます。その結果、組織はパフォーマンスを把握し、変化にすばやく適応できます。
このソリューションはイノベーションを継続的に創出することにより、チームが未来に対応し、ニーズに合わせて進化できるよう支援します。チームは単に製品を購入するだけでなく、適応性の高いパートナーを確保できます。財務チームは新機能をプレビュー環境でテストし、混乱を最小限に抑えつつ、常に最新の環境を先取りできます。
私たちは当社が同業他社の支持を得て Customers' Choice を受賞したことにより、真に重要なものが浮き彫りにされたと考えています。日常業務の改善です。
特にサービス主導の組織は、複数の事業部門が保有するデータを統合することにより、データをリアルタイムに可視化しています。そうすることでアジリティを確保して意思決定を改善し、組織の成長を促進しています。
たとえば、10 か国以上でグローバルにメディア事業を展開する Condé Nast 社の会計システム マネージャは、次のように述べています。「世界各国の人財管理と財務をひとつのプラットフォームに集約することにより、効率性を高めることができます。当社は各市場のあらゆるデータを効果的に分析できるようになりました」
規制が複雑になる中、コンプライアンスを遵守・管理するためには、継続的な会計機能や異常検知機能が欠かせません。Nelnet 社は、各国に 6,500 名以上の社員を擁する事業持株会社です。Workday を導入して決算処理にかかる時間を 1 日分短縮し、手作業による仕訳入力を 20% 削減しています。このような成果を達成した同社の企業会計担当マネジング ディレクターは「信じられない」と述べています。「Workday の導入により、内部統制を強化しつつ、月末決算処理プロセスを効率化できました」
このようなレコグニションは当社の最終目的ではありません。当社が正しい方向に向かっていることを示す指針となります。私はこのようなレコグニションにより、Workday の統一されたアプローチや責任ある AI の普及がいかに重要であるかを周知できると考えています。AI のもたらすメリットは、コンプライアンス、効率性、インサイトの改善にとどまりません。
Workday は単なるテクノロジー ベンダーではありません。信頼できるパートナーとして、複雑なビジネス環境に取り組む CFO を支援します。当社はイノベーションやお客様ファーストのアプローチに基づいて開発に尽力し、お客様の適応力や成長力を高め、組織を新たな高みに導くことを目指しています。
1『サービス主導の企業向けクラウド ERP 製品に関する Gartner® 社のマジック クアドラント』著者: Robert Anderson、Johan Jartelius、Tomas Kienast、Sam Grinter、Denis Torii、Chaithanya Paradarami、2025 年 10 月 13 日
2『クラウド ERP ファイナンス製品に関する Gartner 社のマジック クアドラント』著者: Mike Helsel、Nick Duffy、Irmina Melarkode、2025 年 10 月 29 日
3『サービス主導の企業向けクラウド ERP 製品の Gartner® Voice of the Customer™』著者: ピア コントリビューター、2025 年 5 月 23 日
4『Gartner® 社の市場シェア レポート: 世界のエンタープライズ アプリケーション ソフトウェア (2024 年)』著者: Varsha Mehta, Jim Hare, Kevin Quinn, Radu Miclaus, Craig Roth, Julian Poulter, Roland Johnson, Alexandre Oddos, Chris Pang, Anand Chouskey, Balaji Abbabatulla, Amarendra., Rahul Yadav, Mudit Sharma, Kanchi Bindal, Akshita Joshi, Nimit Ball、2025 年 5 月 27 日
Gartner は、米国および世界各国における Gartner, Inc. または関連会社の登録商標およびサービス マークです。マジック クアドラント、Peer Insights、および Gartner Peer Insights Customers’ Choice バッジは、Gartner, Inc. または関連会社の商標およびサービス マークであり、使用にあたってはその許可が必要です。All rights reserved.Gartner does not endorse any vendor, product or service depicted in its research publications and does not advise technology users to select only those vendors with the highest ratings or other designation.Gartner 社のリサーチ資料は、調査結果と専門知識に基づいた同社の見解であり、事実の表明として使用することはできません。Gartner 社はこの調査結果について、明示または黙示を問わず、商品性または特定目的への適合性の保証を含んだ一切の保証をいたしません。
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