Workday は、その実行能力とビジョンの完全性を評価され、中規模、大規模およびグローバル企業向けクラウド コア財務管理スイートに関する Gartner 社のマジック クアドラント (2021 年) においてリーダーに位置づけられました1。
Workday がこのカテゴリで Gartner 社からリーダーとして認定されるのは、今年で 5 年連続となります。Workday では今回の認定により、財務部門のための確かなグローバル パートナーとしての Workday のポジションがさらに強固になるものと考えています。そして、Workday が Gartner 社のマジック クアドラントでリーダーとして認められたのは、1,000 社以上のお客様が目覚ましい成功を収め、不確実な時代にリモートワークを余儀なくされつつも、単一のシステムで計画、実行、分析を行うことができているからこそと考えています。
Workday が抱くファイナンス リーダーのビジョンを実現
最高財務責任者 (CFO) にとって、2021 年はキャリアを決定づける年です。現在の危機を脱して競合他社から抜きん出ることができた企業が、今後何年にもわたって業界をリードすることになるでしょう。ファイナンス リーダーは、コロナ後の経済における成功に向けて財務部門のあり方を見直しつつあります。Workday のビジョンは、あらゆる CFO が財務部門の人、プロセス、データの潜在能力を引き出せるようにすることです。CFO はその結果、意思決定の迅速化、機能を横断した業務連携の改善、そして自動化を実現し、成果を向上させることができるのです。
お客様の成功と満足への徹底したこだわり。卓越したカスタマー エクスペリエンスと途切れることのないイノベーションを提供することへの Workday のこだわりは、さまざまな業界や分野を支えています。Aon 社、Crain Communications 社、EQ 社、Nextdoor 社、メトロポリタン美術館、Veolia UK 社などのグローバルな組織によって Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) が選ばれていることは、Workday の誇りです。Workday は、金融サービス業界、プロフェッショナル サービス業界、テクノロジーおよびメディア業界、小売業界、医療業界、高等教育業界、公共部門で成功を収めているだけではありません。「リップ アンド リプレイス(総入れ替え)」がすぐにはできない複雑な統合基幹業務システム (ERP) 環境における財務のトランスフォーメーションを加速させることもできます。例えばプロダクトベースの業界では、そのような事例が増えつつあります。
データ注入型イノベーションへの重点的な取り組みとその提供の継続。より優れたインサイトをビジネスリーダーに提供することで、より的確な意思決定を後押しするという財務部門の役割を果たすには、革新的なツールとテクノロジーを利用できる環境が必要です。Workday では、独自のアーキテクチャとインテリジェントなデータ基盤に投資し続けることで、絶えず変化する世界に対応するために欠かせない堅牢な分析と自動化をお客様に確実に提供することを目指してきました。
Workday 会計センターは、Workday が提供しているデータ注入型アプリケーションの一例です。この新たなソリューションにより、財務および会計部門は、大量の業務データを取り込み、そのデータを仕訳に変換して、業務と財務に関するインサイトを記録システムから直接得られるようなりました。その結果、財務部門のリーダーはデータの正確さに自信を持てるようになり、IT 部門のリーダーはデータ セキュリティとユーザー アクセス権のガバナンスの適切さを確信できるようになります。
Shelter Insurance 社の財務および会計担当バイス プレジデントを務める Tina Workman 氏は、こうしたメリットを次のように表現しています。「Workday は、自らがイノベーションを絶えず顧客に提供する最新のクラウド システムであることを証明し、Shelter Insurance 社にとっての真のパートナーとなりました。例えば、最近はこのようなことがありました。当社では昨年 Workday 会計センターを本稼働させたのですが、それ以来、可視性のないレガシーの COBOL プログラムをいくつか業務システムから引退させました。Workday 会計センターのおかげで、ポリシーや請求その他のシステムに分散する 75 個近くのファイルから完全に透明性のある会計データを作成できるようになりました。そして、会計がひとつのシステムに合理化され、保険商品の採算性について深いインサイトが得られるようになったのです」
Workday のインテリジェントなデータ基盤には機械学習 (ML) も組み込まれているため、実際に起こっている問題を ML で解決することも可能です。お客様は、仕訳行やプランの異常を絶えず検出したり、支払と請求書をインテリジェントに照合したり、サプライヤの請求書処理を自動化したりといった、さまざまな ML 機能を簡単に導入し、そのメリットを享受することができるのです。Workday は、ML を注入すべき最適なポイントを見極め、財務チームの仕事のあり方を変革できるよう、エンドツーエンドの財務プロセスを絶えず評価しています。
「私たちは、Workday がコア財務管理アプリケーションに機械学習を最初から組み込んでいることに感激しています。私たちはこれを、債権管理 (AR) プロセスをシームレスに拡張するものであると捉えています。このことは、他のポイント ソリューションに比べて大きな利点でした」と話すのは、Blue Yonder 社の財務担当シニア ディレクターを務める Preeti Iyer 氏です。「Workday は私たちのあらゆるデータを保持しているので、私たちが入金消込をどのように処理していて、過去に支払をどのように請求したのかを認識しています。おかげで私たちは大きく躍進し、コスト効率を向上させ、価値実現のスピードを高めることができました。私たちの目標は、複雑な入金消込業務に要する時間を短縮することです。現在は業務時間の 70% を手作業での照合に費やしているのですが、それを 20% まで減らしたいと考えています」
ファイナンス部門のための統合型プランニングおよび分析プラットフォーム。プランニングとモデリング、分析、そしてコア記録システムを統合することは、財務計画および分析 (FP&A) 部門と会計部門のどちらにとってもメリットがあります。プランナーは実際値をリアルタイムで入手し、それを活用してプランニングの正確性と積極性を高めることで、よりよい結果をより予測可能な形で得られるようになります。会計部門は、ビジネスの現状を予算と比較して常に把握できるようになります。Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理)、Workday ヒューマン キャピタル マネジメント、そして Workday Adaptive Planning は深いレベルで統合されているため、状況の変化に応じてワークフォース、営業活動、オペレーションを絶えず調整しなければならないお客様にとって、ますます重要なものとなっています。
「国際的な組織である私たちに必要なのは、市場環境の変化に難なく適応できるダイナミズムです。取引とプランニングのデータが同じシステムに存在するおかげで、意思決定に必要なインサイトをデータから引き出すことができます」と話すのは、EQ 社のグループ財務経理責任者を務める Robert Bloor 氏です。「会計チームとプランニング チームが、同じデータセットを使って作業できるので、常に迅速かつ自信を持って意思決定を行えるのです」
グローバル組織から信頼される Workday ファイナンシャル マネジメント
Workday のクラウド ベース ソリューションは、あらゆる変化に対応できるカスタマー エクスペリエンス、データ基盤、そして途切れることのないイノベーションを提供しています。私たちは、レガシー テクノロジーの束縛から逃れることが必ずしも容易ではないことを理解しています。だからこそ、財務部門のお客様とパートナーを組んでデジタル化の加速を推進するお手伝いをし、データドリブンなインサイトを提供することで、かつてないほど戦略的なビジネス パートナーになれることを誇りにしています。
Workday では、世界が未曽有の困難な時期を脱し、さらに多くの組織を Workday コミュニティに迎えられることを心待ちにしています。
1中規模、大規模およびグローバル企業向けクラウド コア財務管理スイートに関する Gartner 社のマジック クアドラント、John Van Decker、Greg Leiter、Robert Anderson、2021 年 5 月 10 日
Gartner 社は、同社の公開済みリサーチ資料に記載されているベンダー、製品、サービスについて、いずれも支持するものではありません。また特定のベンダーに対して同社が最高評価またはそれ以外の評価を与えることによって、同社がテクノロジーのユーザーに対して、そのベンダーを選択するように推奨するものではありません。Gartner 社のリサーチ資料は、調査結果に基づいた同社の見解であり、事実の表明として使用することはできません。Gartner 社はこの調査結果について、明示または黙示を問わず、商品性または特定目的への適合性の保証を含んだ一切の保証をいたしません。
GARTNER は米国および世界各国における Gartner, Inc. または関連会社の登録商標およびサービス マークであり、使用にあたってはその許可が必要です。All rights reserved.