Prudential 社が実現するワールド クラスのエンプロイー エクスペリエンス

顧客と社員のウエルビーイングに重点を置くことで、Prudential 社は人々が充実した人生を送るサポートを行っています。この変化とディスラプションの時代に、価値の提供と目的の達成をどのように実現しているのか、人事部門の責任者である Jolene Chen 氏に語ってもらいました。

Prudential 社は 170 年以上にわたり、人々のために医療サービスを身近で手の届くものにすると同時に、財産を保護し、資産を増やし、人生の目標達成をサポートしてきました。現在は、60 万の代理店とパートナーを介して、2,000 万人の顧客にサービスを提供しています。同社は、顧客、社員、コミュニティのウエルビーイングを活動の中心に据えることでこれを実現しています。

「充実した人生のサポート」という新しいブランド パーパスを掲げ、どのようにしてその約束を果たし続けているのかについて、今年の Workday Elevate デジタル エクスペリエンスにおいて、Prudential 社の人事部門責任者である Jolene Chen 氏に語ってもらいました。

絶えざる変化とディスラプションの時代に、Prudential 社は目的に忠実であり続けるためにどのような取り組みをされていますか?

弊社は常に人々が充実した人生を送れるようにすることを目標としています。これはお客様に対しても社員に対しても同様です。私たちの目的は内発的なものであると考えています。それは毎日の仕事から始まります。社員が能力を伸ばし会社全体の成功に貢献できる、そのような適切な環境を社員のために作ろうとしています。私たちは目的を次の 3 方面からのアプローチに落とし込んでいます。

  • トップダウン。これはフレームワークを設定して、リーダーがロール モデルとなるアプローチです。

  • ボトムアップ。これは全社で企業文化とエンゲージメントのベースラインを確立するアプローチです。

  • ミドルアウト。シニア リーダーの意欲を高めてカルチャー ムーブメントを起こし、それをパフォーマンスの推進力にするアプローチです。

この 3 方面からのアプローチによって、社内のあらゆる立場の人が同じ企業文化を受容できるようになっているようですね。新しく採用する社員にはどのような資質を期待していますか?

どのような人を迎え入れる場合でも、必ずこの目標を共有してもらいます。また、社員には当社の理念に従ってもらいたいと考えています。そして、おそらく最も重要なことですが、基本的な資質として、熱意、好奇心、共感、勇気、そしてアジリティを備えた人財を求めています。これらすべての資質を持ち合わせ、同じ目的を共有できてはじめて、必要となるさまざまな技術的スキルに目を向けることができるようになると思っています。

「絆と成長をもたらし、成功を実現できる環境を用意することで、社員が私たちに寄せてくれている信頼に報います」

Jolene Chen 氏 人事部門責任者 Prudential plc

このディスラプションの時代にあって、アジリティは多くの企業が求めている資質です。どのような方法で人財の能力を最大限に引き出していますか? また、社員の生活と仕事における変化を支援するためにテクノロジーどのように活用していますか?

私たちはデジタル機能をビジネス モデルに組み込んで、変わり続けるお客様のニーズの予測と対応に役立てています。また、業務の自動化を進めることで、ビジネスの効率と顧客満足度の改善も行っています。私たちの取り組みは Pulse by Prudential に明記されています。これは、医療サービスを誰にとっても身近で手の届くものにするために作りました。8 月に開始して以来、800 万回以上ダウンロードされています。

しかし、これまでに投資した中で最も重要なものは、社員に最良のデジタル ツールを支給し、これまでより遥かに柔軟な働き方ができる環境を整えたことです。COVID-19 のピーク時には、全世界でほぼ 90% の社員が在宅勤務をしていました。テクノロジーに投資したおかげで、移行もスムーズに行えました。今は、普段どおりにコラボレーションしながらビジネスを遂行できています。先ごろ社員の意識調査を行ったところ、会社の COVID-19 に対する対応がうまくいっていると社員のほぼ 90% が回答していることがわかりました。

社員は会社に時間と能力と情熱を注ぎ、全力で仕事にあたってくれています。絆と成長をもたらし、成功を実現できる環境を用意することで、社員が私たちに寄せてくれている信頼に報います。このことを実行するためにテクノロジーが重要な役割を果たすのです。

社員に提供している重要なテクノロジーの一つが Workday です。事業展開しているすべてのマーケットで Workday ヒューマン キャピタル マネジメントを導入しました。これにより、マネージャはチームベースの情報と分析を利用でき、チームのために適切な環境を整えることができるようになっています。

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