Workday を活用してイノベーションの波に乗り、シームレスなエクスペリエンスを実現する
Workday の最高デザイン責任者を務める Jeff Gelfuso が、Workday の新しいユーザー エクスペリエンスを活用して、常に変化するビジネス環境に対応する方法をご紹介します。
Workday の最高デザイン責任者を務める Jeff Gelfuso が、Workday の新しいユーザー エクスペリエンスを活用して、常に変化するビジネス環境に対応する方法をご紹介します。
私はサーフィンが大好きです。海に出て雄大な自然に触れ、海とビーチの美しさを感じながら、大きな波に乗って岸までたどり着く感覚は、非常に素晴らしいものです。素晴らしい体験とはこのような体験のことだと思います。Workday でも、素晴らしいエクスペリエンスの提供に取り組んでいます。私たちは、作業を快適なものにし、すべてのユーザーに対して魅力的で包括的なエクスペリエンスを提供するため、途切れることのない波のように継続的に新しいイノベーションの実現に取り組んでいます。
観察や調査、詳細なインタビュー、設計レビュー、反復テスト、実験など、さまざまな方法で多くのお客様と接しながら、長い時間をかけてお客様が必要とする機能を把握してきました。魅力的なエンプロイー エクスペリエンスを実現するには、1) デジタル エクスペリエンスをシンプルなものにすること、2) デジタル エクスペリエンスにおける人間的な側面を高めること、という 2 点を考慮する必要があります。
デジタル エクスペリエンスのシンプル化に関する私たちの使命は、Workday を非常に簡単かつ快適に操作できるようにするということです。現場の社員の場合は、自分の携帯電話で 1 回タップするだけで勤務シフトに入ることができるようなエクスペリエンスが必要になります。マネージャの場合は、作業を中断することなく、その場で迅速に経費レポートを承認できるようなエクスペリエンスです。パワー ユーザーの場合は、必要な機能をすべて 1 か所で管理できるようなハブが必要になります。また、すべてのユーザーに共通する要件として、複雑な作業を行う際に、直感的な方法で簡単に情報を検索できることが必要になります。
デジタル エクスペリエンスにおける人間的な側面を高めることにより、キャリア パス全体における各ステージで、すべての社員にとって Workday が信頼できるアシスタントとして存在するようになると考えています。Workday は今年の初めに、作業を快適なものにするという使命を実現するための新しいエクスペリエンス戦略を発表しましたが、その実現に向けて各リリースで大きな前進を続けています。この戦略は、以下に示す 3 つの主要な取り組みから構成されています。
Workday Engage: Workday の利便性、操作性、価値をさらに高めることを目的として、エンプロイー エクスペリエンスを変革することに重点を置いています。たとえば、使用頻度が高いタスクやアクション待ちのジョブの実行を改善したり、そうした作業を完了するまでに必要となるクリック数を製品全体で減らしたりしています。
Workday Empower: 反復的な作業を自動化し、役割、部門、行動に基づいてユーザー エクスペリエンスをパーソナライズすることにより、ユーザーにとってさらに関連性の高いエクスペリエンスを提供することに重点を置いています。ユーザーに関するデータ、インサイト、行動パターンを分析し、すべてのユーザーの作業効率を上げることを目指しています。
Workday Everywhere: 社員がどこで仕事をしていても業務の自然な流れの中で Workday を使用できるようにすることに重点を置いています。現場で勤務する社員の場合、その多くがモバイル デバイスを使用して作業を行います。オフィスに勤務する社員の場合、日常的に使用するデジタル ワークスペースなど、多くの時間を過ごす環境で Workday を使用することになります。
パワー ユーザー、カジュアル ユーザー、現場の社員、マネージャなど、あらゆるタイプのユーザーに対して、パーソナライズされた関連性の高いエクスペリエンスを提供する必要があります。Engage、Empower、Everywhere という概念をあらゆるタイプのユーザーに適用し、パーソナライズされた動的なエクスペリエンスを実現する方法をご紹介します。
Workday の最新のイノベーションは、あらゆる種類のユーザーにとって作業を快適なものにすることを重視しています。
たとえば、Workday の新しいホームページは、各ユーザーにとって関連度の高いパーソナルなエクスペリエンスを提供するように設計された良い例です。この新しいエクスペリエンスでは、使用頻度の高いタスクだけでなく、お知らせ、重要な予定、実行すべきアクションなど、各種の関連コンテンツが 1 か所に表示されます。
社員のタスクを簡素化した別の例として、最近行われた休暇申請のエクスペリエンスの改善が挙げられます。関連する休暇や休職の情報を 1 つのカレンダーに集約することにより、社員の貴重な作業時間を節約しています。
マネージャに関する取り組みとしては、新しいマネージャ インサイト ハブによってチーム メンバーを非常に簡単な方法で管理できるようにしています。マネージャはこのハブを使用して、Workday Peakon Employee Voice のエンゲージメント スコアや実用的なインサイトなど、チーム メンバーのエンゲージメントを高めるためのさまざまな情報を確認できます。また、メンバーの成長を促して能力を開発するのに役立つ提案や助言など、チームに関する情報も表示されます。
マネージャの場合、Workday を使用して行う作業のほぼ 50% を循環型タスク (承認作業など) が占めているため、こうしたタスクを簡単な方法で非常に迅速に処理する必要があります。可能な限り作業手順を減らすために、マネージャがインラインで処理を完了できるようにしています。つまり、マネージャに通知が表示されたら承認ボタンを押すだけですみます。
Workday の最も優れている点は、多くのエクスペリエンスがどこでも利用可能であることです。どのような方法で Workday にアクセスしても、シンプルで使いやすいエクスペリエンスが提供されます。Workday Everywhere を通じて別のデジタル ワークスペースへのシームレスな統合を行うことにより、Workday の各種ツールは、ユーザーの通常のワークフローに直接取り込まれます。
Workday は、作業を快適なものにし、すべてのユーザーに対して魅力的で包括的なエクスペリエンスを提供するために、新しいイノベーションの実現に継続的に取り組んでいます。
ここで紹介した方法は、エクスペリエンスをシンプル化し、使用頻度の高いタスクを簡単に実行できるようにするためのほんの一例にすぎません。
Workday アプリケーション スイートは、拡張性が高い柔軟なフレームワークとサービスから構成されたプラットフォームがベースになっています。このプラットフォームが、再利用可能なサービスの共有基盤として機能することにより、一貫したユーザー エクスペリエンスが実現するだけでなく、すべてのインタラクションをゼロから構築する必要がなくなります。
これらのフレームワークは、Workday Extend を使用して新しいアプリケーションやソリューションを構築するお客様やパートナー様のために公開されています。Workday Extend で Workday プラットフォームを公開することにより、Workday のコア (ユーザー エクスペリエンス フレームワークなど) を活用した新しいアプリケーションの迅速な開発に取り組む企業や IT 開発担当者を支援しています。Workday Extend を使用すると、複数のシステムを統合したり、新しいビジネス ニーズに迅速に対応するアプリケーションを開発したり、Workday と同様の外観と操作性を持つ新しいプログラムを導入したりすることができます。こうした新しいアプリケーションは、ハブなどの UI プラットフォーム機能を活用することで、さらに便利なものになります。
私たちは、これまでに行ってきたイノベーションに誇りを持っていますが、これで終わりではありません。むしろ、まだ始まったばかりです。これからも、新しいイノベーションを迅速にリリースし、適応性の高いパーソナライズされた動的なエクスペリエンスをお客様に提供していきます。作業を快適なものにし、すべてのユーザーのエクスペリエンスを変革するという Workday のミッションの達成に向けて今後も取り組みを続けていきます。私たちとともに、次の波に乗っていきましょう。
このビデオで、すべてのユーザーの作業を快適なものにする Workday のユーザー エクスペリエンスのビジョンをご確認ください。
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この記事では、『グローバル影響レポート (2024 年)』のハイライトと、Workday の今後の取り組みについて紹介します。
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