採用すべきは変化を進んで受け入れる財務担当者
一般に思われているのとは異なり、財務部門には退屈を感じている時間などはありません。絶え間ない変化に対応していく力を身につけるためには、適切な財務担当者の採用から始める必要があります。Workday の最高財務責任者 (CFO) である Robynne Sisco が詳しくご説明します。
一般に思われているのとは異なり、財務部門には退屈を感じている時間などはありません。絶え間ない変化に対応していく力を身につけるためには、適切な財務担当者の採用から始める必要があります。Workday の最高財務責任者 (CFO) である Robynne Sisco が詳しくご説明します。
財務の分野では、「変化」こそが唯一不変のものです。
給与計算、買掛金、収益認識のいずれであれ、常にこれまで経験したこともないような状況が発生します。そこに企業買収や社内の急成長などが加わると、変化はさらに大きくなります。さらに、経済問題、通貨変動、その他規制の変更までもがこれに加わるため、一般に思われているのとは異なり、財務部門には退屈を感じている時間などはありません。
このような変化に対応するためには、適切なシステムやプロセスを備えていることが重要です。しかし、それと同じくらい重要なこととして、絶え間ない変化に適応し、さらにはその変化を活用する力を身につけるためには、適切な人材の採用から始める必要があります。
Workday では財務部門の人財を採用する際、その人の会計分野での経験や過去に使用したことがあるシステムなどはあまり重視しません。それよりも、何がその人の仕事への意欲を高めているのかを重視しています。実際、これまで私たちが採用してきた人財の多くは、Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) を使用したことはありませんでしたが、彼らは新しいことを学び、常に最先端のシステムを使用することに熱心に取り組んでいました。
適切な人財、とりわけ、退屈に甘んじることのない人財を採用しましょう。
また、私たちは同じ仕事を淡々と続けているだけでは満足できないような人財を求めています。違ったやり方で物事に取り組もうとし、新たなやりがいを求め、キャリアを通じて社内のさまざまなロールに挑戦したいと考えているような人財を求めています。同時に、財務部門のピープル マネージャは、業務の改善を提案してくるような社員こそを評価し報いる必要があります。
私たちのチームでは、Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) の主要機能を年に 2 回リリースしていますが、各リリースには、それを利用することで当社にさらなる価値をもたらすような新機能が含まれています。チームのメンバーがこのような新機能を歓迎し、それによって自分たちの仕事のやり方が改善されることを実感できるというのは素晴らしいことだと思います。たとえば、アプリケーションに複合レポート機能が搭載されたときには、これまでスプレッドシートで作成していた主要な財務レポートを自動化することができました。その結果、リーダーシップ チームに対してタイムリーに報告できるようになり、同時にメンバーの時間が節約されたため、その分を新たな付加価値のある活動に振り向けることができるようになったのです。
財務部門のリーダーにとっては、メンバーが退屈な仕事にかかりきりにならないように工夫することも重要な仕事です。スプレッドシートでの作業や会計調整に膨大な時間を費やすのではなく、メンバーはよりやりがいのある問題に取り組む機会を求めています。他の社員と共有できるビジネス インサイトを発見できるような機会を求めています。そして何よりも大切なのは、自分のキャリアを向上させ、さらには会社に一層大きな影響を与えることです。
適切な人財、とりわけ、退屈に甘んじることのない人財を採用しましょう。そして、意思決定を支援する適切なツールを提供し、効率性を追求して促進していく自由を与えてあげてください。さらには、新たなことを学び、同僚と協力する意欲を持った人財を採用することです。また、すでに Workday のお客様であれば、Workday コミュニティ (要登録) や Workday のユーザー グループについて伝え、ぜひ参加してもらってください。そうすることで、チームは最高の状態となり、変化やさまざまな機会を積極的に捉えて、会社を根本から変えていくことができるでしょう。
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Workday はビジョンの完全性と遂行能力が評価され、ファイナンシャル プランニング ソフトウェア製品に関する Gartner® 社のマジック クアドラントにおいて、再びリーダーに認定されました。
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この記事では、経営企画の基礎から最新動向まで、組織成長の鍵を握るポイントを体系的に解説します。これからの時代に求められる「経営戦略」の重要なエッセンスを凝縮しました。本記事を通じて、経営企画の役割と可能性を再認識していただき、変化の時代を勝ち抜く戦略立案のヒントをお持ち帰りください。