Workday、サービス主導の企業向けクラウド ERP に関する Gartner 社のマジック クアドラント (2022 年) でリーダーに選出

Workday は、新しいカテゴリであるサービス主導の企業向けクラウド ERP に関する Gartner 社のマジック クアドラント (2022 年) でリーダーに選出されました。お客様からの要求に応える形で、Workday エンタープライズ マネジメント クラウドは従来のエンタープライズ リソース プランニング (ERP) システムの限界を超え、企業の運営方法に変革を起こしました。

Workday は、その実行能力とビジョンの完全性を評価され、サービス主導の企業向けクラウド ERP に関する Gartner 社のマジック クアドラント (2022 年)1 で初めてリーダーに選ばれました。

新しく作成されたカテゴリでの今回のレコグニションは、中規模、大規模、グローバル企業向けクラウド コア財務管理スイートに関する Gartner 社のマジック クアドラントで、5 年連続でリーダーに選出された実績に基づいています。2 また、社員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関する Gartner 社のマジック クアドラントで、6 年連続でリーダーに選出された実績に基づいています。3 Workday のポジションは、ファイナンス リーダーやより広範な経営幹部にとって、当社が信頼できるグローバル パートナーであることを反映していると考えています。

当社には、エンタープライズ ソフトウェアの未来に関する明確なビジョンがあります。これは Workday エンタープライズ マネジメント クラウドに反映されています。クラス最高のアプリケーション、拡張性の高いプラットフォーム、比類のないカスタマー エクスペリエンスを組み合わせることが、当社独自のアプローチです。  

Workday は、教育、政府機関、ヘルスケア、銀行・資本市場、保険、プロフェッショナル サービス、ビジネス サービス、小売、ホスピタリティ、テクノロジー、メディア、エンジニアリング、建築・建設、輸送・エネルギーなど、サービス主導の業界を支援する業界屈指のクラウド ソリューションです。当社の財務管理、人財管理、プランニング、調達管理の各ソリューションを使用すれば、収益の最適化、利益率の拡大、人財の獲得と保持、サプライチェーン管理、コスト抑制、ビジネス リスクの軽減などの最重要課題の解決において、ビジネスリーダーがより重要な役割を果たせるようになります。

従来の ERP の限界を超え、175 か国以上に点在する 9,500 社以上のお客様が Workday を利用し、企業の運営方法に変革を起こしています。Gartner 社によると、2021 年には、Workday が SaaS 型 ERP の収益で 19.1% という世界最大の市場シェアを獲得しています。2020 年から 2021 年にかけての収益成長率は、19.8% (7 億 3,800 万ドル) と最大の収益増加を記録しています。4

全世界における SaaS 型 ERP の収益総額の市場シェア、2020 年~ 2021年 (米ドルに換算して数百万ドル)

経営幹部全体に向けたインサイトの提供

財務リーダーにとって、2022 年は引き続き厳しい年になります。世界各国の企業や経営幹部は、金利の上昇やインフレ、長引く新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のパンデミックによる影響、地政学的な不安定さに直面しているからです。デジタル トランスフォーメーションを真に受け入れ、不確実な状況下で適応力を高めた企業は、今後数年間において同業他社を凌ぐ業績を上げる体制が整っています。

Workday エンタープライズ マネジメント クラウドは、従来のサイロ化された柔軟性の低い ERP システム限界を超えます。将来を見据えた当社のソリューションを使用すると、お客様は企業の人財データ、財務データ、業務データをインテリジェントなデータ コアに統合し、サービス主導のビジネスを効果的に運営できます。企業はデータ コアを使用することで、採算性、人財、目的を考慮し、より適切かつ包括的にデータドリブンな意思決定を行えるようになります。

従来の ERP の限界を超え、175 か国以上に点在する 9,500 社以上のお客様が Workday を利用し、企業の運営方法に変革を起こしています。

当社の統合エンタープライズ ソリューションの 1 つである Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) は、データを収集および分析する方法を提供します。Workday Prism Analytics は、レポート、分析、プランニングのユース ケースに応じてデータの管理と変換を加速させます。Workday Adaptive Planning は、企業全体のプランニング、実行、分析を改善し、より多くの情報に基づいたファイナンシャル プランニングおよび分析 (FP&A) プロセスを実現します。Workday ヒューマン キャピタル マネジメント (HCM) は、企業が最も貴重な資産を戦略的に管理し、社員センチメントを把握して、常に変化する業務環境に対応できるようにします。 

Workday はサービス主導の業界のデジタル バックボーンとして機能し、以下のような堅牢でグローバルなソリューションをファイナンス リーダーや最高人事責任者 (CHRO) に提供します。 

  • 銀行業界向けの資金移動価格設定、ヘルスケア業界向けのコストと採算性に関するインサイト、プロフェッショナル サービスおよびビジネス サービス業界向けのプロジェクト管理指標など、業界固有の機能を提供します。
  • ヘルスケア企業向けの患者システム、保険会社向けの証券システムや請求システムなど、業界最善のシステムに接続できます。

当社の統合ソリューションを使用すると、財務部門、人事部門 (HR) および業務部門の各リーダーは、業界固有の業務システム、人財管理システム、財務管理システム、その他のサードパーティ リソース (天候、レーティング、政府報告データなど) を自動的に統合することで、重要なインサイトを得ることができます。これにより、企業パフォーマンスの全体像を把握できます。

国際的な設計・エンジニアリングおよびアドバイザリー企業である Aurecon 社では、豊富なデータを備えた環境でインサイトを取得できるようになり、マネジメントの意思決定プロセスの価値が高まりました。「Workday を使用して顧客やプロジェクトをビジネスの中心に据え、必要なデータをすべて取得することで、顧客により良い成果をもたらすことができます」と、Aurecon 社の最高財務責任者 (CFO) である Andrew Muller 氏は述べています。「当社では常に多くのデータを扱っています。特に今では、デジタル エンジニアリングへの関与が高まっています。そのデータを活用し、事実に基づく質の高い意思決定が可能になりました」

変化のスピードに合わせたビジネス戦略の調整 

クラウドを前提に設計された Workday は、適応性に優れています。Workday のクラウドベースのプラットフォームはオープンで拡張性が高く、なおかつ安全です。他のシステムとの相互運用が可能で、適切なソリューションを組み合わせたり、Workday、パートナー、お客様の誰もが新機能の開発を促進したりできます。 

ChenMed 社の財務会計システム マネージャである Anna Tian 氏は、Workday エンタープライズ マネジメント クラウドの導入によってヘルスケア企業が得たメリットについて説明しています。ChenMed 社では Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) の自動化機能によって業務効率が向上し、同社が思い描く明るい未来を目指したスムーズな業務を実現しています。「Workday によってデータが自動的に収集され、透明性が確保されるため、サプライチェーン管理チームは真の力を発揮できます。請求書の照合や支払いなどは、ほとんど人の手を介さずに行うことができます」と Tian 氏は述べています。「このような効率化は今後 4、5 年間の成長目標を達成するために不可欠です。Workday を使用することで、当社では継続的に事業を拡大し、成長の加速に対応できます」

Workday Adaptive Planning は柔軟で使いやすいエンタープライズ プランニング ソリューションです。リーダーは継続的に更新されるデータに基づいてシナリオ プランニングを実行し、予算編成、ワークフォース、販売、業務の戦略を周知できます。

ABC Fitness Solutions 社の財務担当バイス プレジデントである Jennifer Mitchell 氏は、Workday が企業の会計および FP&A 機能の重要な鍵となると考えています。「拡張性と収益性に優れた効率的かつ長期的な成長に向けて、積極的に準備を整えることができます」と Mitchell 氏は述べています。「昨年 3 件の企業買収を行ったばかりなので、Workday で実現できるような効率的なインテグレーションを求めていました」

Workday に組み込まれている豊富な機能に加え、適応性の高いネイティブのクラウド アーキテクチャにより、Workday プラットフォーム内で業界固有のアプリケーションを迅速かつ安全に開発する機能を提供しています。サプライヤーが発注リクエストを直接入力できるようにしたり、ワクチン管理プログラムを導入したりする場合も、お客様はWorkday Extend を使用して独自のビジネス要件に合わせて簡単に構築を行えます。

Workday のクラウドベースのプラットフォームはオープンで拡張性が高く、なおかつ安全です。他のシステムとの相互運用が可能で、適切なソリューションを組み合わせたり、Workday、パートナー、お客様の誰もが新機能の開発を促進したりできます。

社員のポテンシャルを最大限に引き出す

サービス主導の企業にとって、最大のコストでありながら最大のイノベーションの源泉である「人財」を管理することは、成功のために不可欠です。Workday ヒューマン キャピタル マネジメントなら、人事部門のリーダーは業務の性質の変化によって生じる問題に効果的かつ包括的に対応できます。過去数年間の結果が示している通り、人財を大切にする企業は、現在および将来にわたり、人財の獲得、定着、最適化といった目標を効果的に達成する方法を検討しなければなりません。 

Workday を使用すれば、社員は自らの能力開発とキャリアアップを推進できるようになるため、定着率の向上と離職率の低下が実現します。Workday のスキル投資によるメリットは、世界中のお客様が継続的に実感しています。現在、1,200 社以上のお客様が Workday Skills Cloud を利用しており、人財の獲得、管理、維持を行っています。さらに、Workday Peakon Employee Voice が提供する社員センチメントに関するインサイトにより、懸念事項に対処し、問題が深刻になる前に解決に向けて動き出すことができます。 

Workday では、社員が革新的なテクノロジーと自動化ツールを自由に使うことができます。データに継続的にアクセスできることはもちろん、より詳細で関連性の高いインサイトに注力できます。財務部門のリーダーは株主価値をより適切に把握できるだけでなく、社員にポジティブなエンプロイー エクスペリエンスを提供することで、企業の成長と社員のキャリアアップを推進できます。

ロンドンに拠点を置く Alfa Financial 社は、データ ストリームを連携することの価値を見い出し、将来の成長を促進するために Workday エンタープライズ マネジメント クラウドを活用しています。

「Workday の導入により、財務および人事部門はこれまで手作業で行っていた時間のかかるプロセスを合理化し、ビジネスを総括的かつリアルタイムに把握できるようになりました」と Alfa Financial 社は述べています。「企業が成長するにつれ、競争の激しい市場で人財を獲得して維持する必要性も高まります。そのため、成功には採用からオンボーディングまでのスムーズなプロセスや、長期的な人財育成が欠かせません。Workday が当社の成長への取り組みをサポートしてくれることは大きなメリットです」

2021 年に実施した年次の顧客満足度調査で利用継続率 98% を達成できたのは、97% を誇る顧客満足度が 1 つの理由です。

グローバル企業の推進

フォーチュン 500 企業のうち 50% 以上のお客様が、デジタル アクセラレーション、成長、ビジネス目標を推進するために Workday を利用しています。世界的に見ると、特に英国、フランス、ドイツ、オーストラリアといった所要な地域で市場開拓の取り組みを強化しています。Workday は世界各国で大規模な製品への投資を行い、グローバルなパートナー エコシステムを拡大しています。 

金融サービス、プロフェッショナル サービス、テクノロジーおよびメディア、小売、ヘルスケア、高等教育、または公共事業など、Workday ではお客様が求める変革のレベルを問わず、複雑な ERP 環境でビジネス トランスフォーメーションを加速できます。たとえば、世界各国の Workday のお客様は、地域の税および報告の要件に対応するため、55 か国それぞれに対応した設定を活用しています。また、当社では各リリースごとに新しい設定を継続的に追加しています。  

お客様への揺るぎないコミットメント 

卓越したカスタマー エクスペリエンスと継続的なイノベーションを提供することへの Workday のこだわりは、さまざまな業界や分野を支えています。Workday がお客様に選ばれているのはその成果の表れです。2021 年に実施した年次の顧客満足度調査で利用継続率 98% を達成できたのは、97% を誇る顧客満足度が 1 つの理由です。また、Workday は最新のレコグニションとして、社員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関する Gartner® Peer Insights™ Customers’ Choice (2022 年)5、および中規模、大規模、グローバル企業向けクラウド コア財務管理スイート関する Gartner® Peer Insights™ Customers’ Choice (2021年)6 に選出されています。 

PGA of America 社の財務経理責任者である Jenn Kelly 氏は、次のように述べています。「私たちの最大の課題は、いったんペースを落としてあらゆる要件を特定し、すべてを制御しようとしないことでした。また、Workday プロフェッショナル サービスのパートナーが共有してくれた Workday の手法を信頼することも重要でした」

Workday では当社の成功を誇りに思っていますが、お客様やパートナーなしでは成し遂げられないことだと認識しています。だからこそ、製品とソリューションのイノベーションを継続的に推進し、新しい手法の導入によって企業が Workday から価値を得られるようにしています。今後も新たな課題が生じると思われますが、より多くの企業を Workday コミュニティに迎え入れ、常に変化する世界で成功するために必要なツールを提供していきたいと願っています。

1 『サービス主導の企業向けクラウド ERP に関する Gartner 社のマジック クアドラント』著者: John Van Decker、Denis Torii、Tim Faith、Sam Grinter、Patrick Connaughton、2022 年 7 月 12 日

2 『中規模、大規模およびグローバル企業向けクラウド コア財務管理スイートに関する Gartner 社のマジック クアドラント』著者: John Van Decker、Greg Leiter、Robert Anderson、2021 年 5 月 10 日

3 『従業員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関する Gartner 社のマジック クアドラント』著者: Sam Grinter、Chris Pang、Jeff Freyermuth、Ron Hanscome、Helen Poitevin、Ranadip Chandra、John Kostoulas、2021 年 10 月 19 日

4 Gartner 社の調査に基づいて Workday が作成した図/グラフ。Gartner 社の市場シェア: 『世界におけるエンタープライズ アプリケーションである SaaS (software-as-a-service) 2021年』著者: Neha Gupta、Yanna Dharmasthira、Chris Pang、Craig Roth、Jim Hare、Alys Woodward、Julian Poulter、Balaji Abbabatulla、Eric Hunter、Kevin Quinn、Amarendra、Kanchi Bindal、Abhilash Khalkar、Mudit Sharma、Radu Miclaus、Roland Johnson、2022 年 5 月 19 日

5 Gartner 社の『Gartner Peer Insights Voice of the Customer: 従業員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品』、ピア コントリビューター、2022 年 4 月 28 日

6 Gartner 社の『Gartner Peer Insights Voice of the Customer: 中規模、大規模、グローバル企業向けクラウド コア財務管理スイート』ピア コントリビューター、2021 年 10 月 27 日

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