Workday のパートナー エコシステム:ビジネス チャンスへの投資

顧客サービスは Workday のコア バリューであり、Workday のパートナー エコシステムは優れたカスタマー エクスペリエンスを実現するうえで重要な役割を果たしています。コンサルティング サービス、製品を補完するイノベーターとの連携、革新的なソリューションの共同開発などのあらゆる分野において、Workday のパートナーは、お客様が変化し続ける世界に合わせてビジネス クリティカルなニーズを解決するために必要なスキル、経験、専門知識を提供します。

Workday では、CPO に Sam Alkharrat を迎えることになりました。提携するお客様のトランスフォーメーションへの取り組みをサポートし、Workday のパートナー エコシステム戦略を牽引していきます。 

Sam へのインタビューの中で、これまでの経歴、今後の展望、Workday の一員となるうえでの意気込みなどを尋ねました。 

ご自身の経歴と、エンタープライズ ソフトウェアや有益なパートナー エコシステムがもたらす価値の実現のために取り組まれたことを詳しく教えてください。

これまでに C3 AI 社、VMware 社、SAP 社で指導的地位を担ってきました。進化を続ける業界のニーズに対応するため、イノベーションやトランスフォーメーションのペースが加速していることを実感しています。クラウドや AI などの新たなテクノロジーも影響しています。企業は、これらのテクノロジーを活用してデジタル化への取り組みを加速することで、よりお客様を重視し、インサイトを活用し、急激な変化に適応できるようになります。 

しかし、このような取り組みだけでは完全な実現は難しいと思いますし、お客様の成功をサポートするうえで強力なパートナー エコシステムが欠かせないということも認識しています。パートナーは、業界や事業部門に関する豊富な経験を共有することで、お客様が適切に課題に対処して成果を上げられるようサポートします。また、トランスフォーメーションにおけるあらゆる取り組みを支援し、お客様が Workday を最大限に活用できるようにします。パートナーは、あらゆる企業の成長への取り組みに欠かせない存在なのです。

Workday と Workday のパートナー エコシステムについて、最大のビジネス チャンスにはどのようなものがあると思いますか？ 

Workday は、お客様のニーズに対応するために、常にパートナー エコシステムを中心としたサービスの提供を行っています。また、当社の戦略が進化していくことを考えると、パートナー エコシステムを継続的に拡大する素晴らしいビジネス チャンスがあると思います。この取り組みを強化すれば、サービス、ソフトウェア、ベンチャー、チャネル パートナーとの共同変革を加速できるでしょう。 

Workday の価値を拡大する方法の 1 つに、 Workday Extend があります。これを活用することで、パートナーは Workday で実行する新しいアプリケーションを構築、デプロイして提携するお客様向けに展開し、企業が臨機応変に課題に対処しながらアジリティを維持できるようにします。Workday Extend の認定パートナーである Kainos 社では、Workday Extend を活用してワクチン管理ソリューションを構築しました。これにより、社員が安全にオフィスに復帰できるようにしたいというお客様のニーズに対応できるようになりました。  

当社のパートナー戦略の変更点とその意義について詳しく教えてください。

先ほどもお話しましたが、Workday のパートナーは Workday の顧客戦略には欠かせない存在です。しかし、私たちを取り巻く環境は絶えず進化しているので、私たちにもそれに合わせた進化が必要です。パートナーとの連携によって拡大できるビジネス チャンスを特定することで、Workday はすでに大きな進歩を遂げています。パートナーは、100 億ドルという成長目標を達成するうえで重要な役割を果たしているのです。 

エコシステムに関しては、以下のような分野に重点的に取り組む必要があります。 

• グローバル チャネル パートナーの拠点を拡大し、世界的な業務の拡大を支援する

• パートナーの業務拡大をサポートし、Workday の新たな市場の顧客やプロスペクト (米国連邦政府など) をサポートできるようにする

• Workday Extend、Workday Prism Analytics、Workday Adaptive Planning を通じて、パートナーと連携して新たなソリューションを開発する

• 主要なソフトウェア パートナーおよびサービス パートナーと連携し、業界の市場参入戦略を推進する

この新たな任務を担うことを嬉しく思います。パートナーと連携してパッケージ ソリューションを開発し、業界固有の機能を構築して、グローバルな展開を拡大していきます。

Workday の一員となるうえでの意気込みを教えて下さい。

この数年間で拡大した不確実性と変化について考えたときに、Workday の歴史の中で揺るぎない役割を果たしているコア バリューと、信頼の構築に対する企業のコミットメントにたちまち魅了されました。これまでのキャリアを通じて、パートナーシップを成功に導くためには信頼がどれほど重要であるかを痛感しています。また、社員、お客様、パートナーを支えるうえで、Workday がいかに信頼の構築を重視しているかを実感し、自分にとってふさわしいポジションであると確信しています。

Workday は、成功は共有するものだと考えています。社員の満足度がお客様の満足度につながるように、パートナーの成功をサポートすることがお客様の成功につながります。 

Workday のチームが、テクノロジーの視点からのみでなく、文化やパートナーシップの視点からもイノベーションを重視していることにも感銘を受けました。私たちには今後も多くのビジネス チャンスがあり、Workday の素晴らしい取り組みをさらに発展させていくことを楽しみにしています。