Workday、サービス主導の企業向けクラウド ERP に関する Gartner 社のマジック クアドラント (2023 年) で再びリーダーに選出
このカテゴリが昨年創設されて以来、Workday はリーダーに 2 回選出されています。人工知能と機械学習をコアに組み込んだ Workday エンタープライズ マネジメント クラウドは、お客様のプロセス、データ、人財の可能性を引き出します。
このカテゴリが昨年創設されて以来、Workday はリーダーに 2 回選出されています。人工知能と機械学習をコアに組み込んだ Workday エンタープライズ マネジメント クラウドは、お客様のプロセス、データ、人財の可能性を引き出します。
Workday は、そのビジョンの完全性と遂行能力を評価され、サービス主導の企業向けクラウド ERP に関する Gartner® マジック クアドラント™ (2023 年) 1 で再びリーダーに選出されました。
Workday にとっては昨年のカテゴリ創設以来、2 度目の選出となります。
さらに Workday は、社員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関する Gartner 社のマジック クアドラントで 6 年連続リーダーに選出されています。また、ファイナンシャル プランニング ソフトウェア部門に関する Gartner 社のマジック クアドラント (2022 年) で第 1 回リーダーに選出されています。
Workday エンタープライズ マネジメント クラウドには、選出につながった独自の特徴がいくつかあります。第一に、Workday はクラウド ネイティブのリーダーです。適応性に優れたアーキテクチャを備え、アジリティを実現し、サービス主導の業界テクノロジー エコシステムを統合して、財務と人財の管理を容易にします。これはすべて、企業のデータ、プロセス、人財の潜在能力を引き出すという Workday の戦略の鍵となります。
Workday がこれを実現している方法は次のとおりです。
プロセスをインテリジェントに合理化: Workday ファイナンシャル マネジメント (財務管理) は、トランザクションをリアルタイムで継続的な会計処理に変換する一方で、組み込まれた人工知能 (AI) と機械学習 (ML) が異常なアクティビティを検出し、同じシステム内でアクションを推奨します。一方、Workday 支出管理は、ML を使用して調達管理プロセスを自動化し、契約外の支出や従業員の非効率性に対処します。これにより、インテリジェントな自動化の新たな基準が確立され、企業は分析とアクションに注力する時間を取り戻すことができます。
データの効果的な活用を可能に:財務部門が企業を前に導くには、より深いインサイトが必要になります。 Workday Prism Analytics により、Workday は大量のデータを統合し、これを財務データや従業員データと併用することで、ビジネスの意思決定に必要な情報を統合し、業界固有の収支システムと相互運用させることができます。Workday 会計センターは、保険金請求や小売業界の販売時点情報などのビジネス イベント データを詳細な会計データに変換し、すべての会計をひとつのシステムに統合します。その結果、クラウドのエンタープライズ リソース プランニング (ERP) システムで比類のないきめ細かなインサイトが得られるようになり、チームは製品タイプ別、顧客別など、より詳細に採算性を検討できるようになります。このデータは、ファイナンシャル プランニング & アナリシス (FP&A) チームがより詳細な計画を策定できるようにする、アジャイルな全社規模のプランニング ソリューション、Workday Adaptive Planning の原動力となります。
人財の潜在能力を最大限に引き出す:Workday ヒューマン キャピタル マネジメント (HCM) と直感的なエクスペリエンスにより、企業は最も貴重な資産である人財の潜在能力を引き出すことができます。従業員のスキルを活かし成長させ、従業員とプロジェクトをインテリジェントにマッチングさせるだけでなく、Workday Peakon Employee Voice で社員センチメントを把握することができます。
Workday エンタープライズ マネジメント クラウドは、コアに組み込まれた AI と ML を活用することで、企業の適応力を高め、サービス主導の業界のテクノロジー エコシステムを統合し、プロセス、データ、人財の潜在能力を引き出します。
Gartner 社の市場シェア調査 2 によると、Workday は 2022 年の世界の ERP SaaS (Software as a Service) 収益で、最大市場シェアの 21% を占めました。上記の中核的な差別化要因が、多くの企業を Workday に引き寄せ、昨年市場シェアが最も拡大した理由につながったことが考えられます。
現在、Workday は世界 175 か国以上で展開され、6,000 万人以上のアクティブ ユーザーが利用しています。
Workday の差別化要因と成長は、顧客満足度に対する継続的な取り組みから生まれています。Workday は、顧客満足度の目標を 95% に設定し、毎年それを上回ることで優位性を維持しています。Workday がファイナンス リーダーや経営幹部にとって信頼できるグローバル パートナーであると多くのお客様が考える理由の 1 つはここにあります。
その要因を、お客様の感情を手がかりに探ってみましょう。
企業が変化の激しい世界で生き残るためには、変化に適応し、成長しなければなりません。最高財務責任者 (CFO) は、価値の追跡から創造へ、そしてビジネスの成長戦略を推進する「最高価値責任者」としての役割を担うことがますます期待されており、最高情報責任者 (CIO) や最高人事責任者 (CHRO) と緊密に連携する必要があります。
多くの Workday のお客様がこの変化を受け入れています。Brown & Brown Insurance 社の最高会計責任者兼コーポレート コントローラー (経理責任者) は、次のように語っています。「当社は価値の実現と創造を理念としており、そのためには古い方法から脱却しなくてはなりません。私のいる財務部門では、状況をただ傍観するのではなく、積極的な取り組みを行っています」
価値創造を重視する企業も、Workday への投資を最大限に活用しています。
「Workday を導入したことで、社員は日々のビジネスのペースに合わせた業務や対応ができるようになり、よりアジャイルになりました。人財はこれまで、勤務時間の 75% をデータの収集に、25% をデータの分析に費やしていました。しかし今では、90% を分析に費やしており、データ収集にかかる時間は 10% になりました」と、総合的な臨時従業員の人財派遣、マネージド サービス、ベンダー管理サービス、給与計算サービスを提供する Pinnacle Technical Resources 社の財務・分析担当シニア バイス プレジデントは述べています。「フォーチュン 100 社は一定レベルのテクノロジーを期待します。私たちは Workday を使って彼らの期待に応えており、それが当社の成長の原動力となっています」
アジリティの中核となる Workday エンタープライズ マネジメント クラウドは、適応性の高いアーキテクチャを備えたネイティブなクラウド プラットフォームです。ユーザーはコードを入力する代わりにクリックするだけで、ニーズに合わせてプラットフォームを適応させることができます。統合も簡単です。Workday は、700 を超える事前構築済みテンプレートを備えたノーコード統合ビルダーを提供し、効率的かつ安全にすばやく企業間の相互運用を実現します。一方、ローコード設定は、多様なデータ処理をサポートします。
当社が相互運用能力を高めることに継続的に取り組んでいることは、業界アクセラレーター プログラムを見ても明らかです。このプログラムは、プロフェッショナル サービスとビジネス サービス、銀行業務と資本市場、ヘルスケア、テクノロジーなど、あらゆる業界の企業がエンタープライズ クラウド変革の取り組みを最適化できるよう支援することを目的としています。
Workday はソフトウェア企業として、自社のアーキテクチャを活用して独自のテクノロジーを柔軟に適応させることができます。これにより、Workday は自社のプラットフォームの基盤に AI と ML を独自の方法で組み込むことができます。これは、Workday のアーキテクチャが変化に対応できるよう設計されているからこそできることです。さらに、Workday はデータ統合を通じてアプリケーションと意思決定を強化する手段をユーザーに提供しています。これはレガシー アーキテクチャでは実現不可能なことです。実現できると主張されている場合を含めです。
ドイツに拠点を置くデジタル バンク N26 社の財務担当バイス プレジデントは、次のように語っています。「当社は Workday のおかげで、財務や人事向けの複数のシステムを、使いやすい単一のソリューションに統合できました。組織に必要不可欠なアジリティやイノベーションを確保する鍵となるのは、ひとつのシステムです。データにリアルタイムにアクセスし、財務、社員の生産性、ユーザー満足度を確認できるため、当社はすでに多大なメリットを享受しています」
グローバルなプロフェッショナル サービスおよび経営コンサルティング企業である Aon 社のアジア担当 CFO は、次のように語っています。「120 もの国に 700 を超える拠点があるため、完全なリモート決算を行ったことはありませんでした。当初は不安でしたが、思いのほか決算がスムーズに進み、予定通り完了できました。実際、一部の国や地域では、Workday のひとつのシステムのおかげで、予定よりも早く決算が完了しました」 当社のグローバルなお客様は、複数の法域にまたがる決算処理の迅速化など、具体的な成果によってメリットを享受しています。
「当社は価値の実現と創造を理念としており、そのためには古い方法から脱却しなくてはなりません」
最高会計責任者兼コーポレート コントローラー (経理責任者)
Brown & Brown Insurance 社
企業は Workday を利用して、リアルタイムのインサイトにつながる継続的な会計処理により、より迅速で正確な決算を推進することができます。Workday は ML をコアに組み込み、主要な取引やプロセスに適用することで、プライバシーを保護しながら、仕訳や給与計算の異常を検出し、企業が (会計期間終了時だけでなく) 継続的に価値プロセスの創造に集中できるようにしています。
データ量が増え続ける中、ML を適用してデータの品質と正確性を調査することは、リスク軽減戦略としてますます重要になっていくでしょう。Workday は AI と ML のイノベーションの新たな展開を積極的に探求し、生成 AI がお客様にもたらす最も良い機会を見極めようとしています。
価値を創造するにはインサイトが必要です。当社のインテリジェントなデータ コアは、収益システムのデータを財務情報および従業員情報と統合することで、採算性を新たな視点から理解し、圧倒的に詳細なインサイトを取得し、価値を生み出す意思決定を推進できるようにします。インテリジェントなデータ コアは、人財と財務に関する唯一の正しい情報源を提供し、より大きな価値を生み出すだけでなく、シナリオ プランニングに必要な情報を提供し、社員が潜在能力を発揮できるようにします。
米国に拠点を置く金融保険商品のプロバイダーである Unum Group 社の財務テクノロジー担当バイス プレジデントは、次のように語っています。「Workday から財務担当者が得られるインサイトのおかげで、当社は戦略的な意思決定を行うことができています」
カナダのディスカウント ストア チェーンである Giant Tiger 社の財務担当アシスタント バイス プレジデントは、次のように述べています。「Workday を選択したのは、あらゆる面において企業の戦略的パートナーとなり、日々の業務にインサイトを取り入れたいと考えたからです。企業を前進させることに時間を投入したかったのです」
オーストラリアに拠点を置く国際的なエンジニアリング、設計、アドバイザリー企業である Aurecon 社の CFO は、次のように語っています。「簡素化された唯一の正しい情報源が全社的に利用可能になり、より的確な意思決定を推進できるようになりました。さまざまな指標をまとめて見ることができるのは助かります。効率性が高まるため、プロジェクト プランニングで非常に重宝しています」
ニューヨークを拠点とする非営利医療保険会社 Healthfirst 社の財務担当バイス プレジデント兼コントローラーは、次のように語っています。「財務データが入手しやすくなりました。財務データを法規制コンプライアンスのレポートに反映させて分析を行うことで、要望や監査上の質問に迅速に対応することができます」
プロセスが最適化され、適切な情報にアクセスできれば、人財は重要な業務に集中できます。また、優秀な人財の獲得、採用、定着が現在の課題であることを考えると、企業は現在持っているスキルと、将来的に必要となるスキルを理解し、即戦力となるワークフォースを確保する必要があります。
このような企業のニーズに対応するため、Workday は非常に汎用性の高いオープンなスキル インテリジェンス基盤 Workday Skills Cloud を開発しました。この基盤では、AI と ML を使用して膨大な量の人事・社員データを管理し、パターンの特定、学習、インサイトの導出を行います。従業員のスキルを状況に即して理解し、人財戦略 (構築、購入、借用) の提案と予測を提供することで、最も重要なスキルを特定、追跡、育成できるようにします。従業員の勤務地は問いません。
「簡素化された唯一の正しい情報源が全社的に利用可能になり、より的確な意思決定を推進できるようになりました」
CFO
Aurecon 社
このようなインサイトにより、企業は重要な人財リソースをより適切に管理し、企業を成長・継続させることができます。フォーチュン 500 社の 27% が Workday Skills Cloud を利用していることは、驚くべきことではありません。5 年前のリリース以降、お客様は 50 億回以上に及ぶスキル処理を行っています。
Workday ほど人財の力を活用し、可能性を引き出せる ERP ベンダーは他にありません。
これらすべてをひとつの適応可能なアーキテクチャにまとめることで、データ、プロセス、人財の力は発揮されます。世界中の CFO は、企業の採算性とリソースを最適化することが可能になります。
無料の『サービス主導の ERP に関する Gartner 社のマジック クアドラント』レポートをご覧ください。
1『サービス主導の企業向けクラウド ERP に関する Gartner 社のマジック クアドラント』著者: Denis Torii、Sam Grinter、Tim Faith、Naveen Mahendra、Neha Ralhan、Robert Anderson、2023 年 8 月 29 日
2 Gartner® 社の市場シェア: 『世界におけるエンタープライズ アプリケーションである SaaS (software-as-a-service) 2022年』著者: Neha Gupta、Yanna Dharmasthira、Chris Pang、Craig Roth、Jim Hare、Alys Woodward、Julian Poulter、Balaji Abbabatulla、Eric Hunter、Kevin Quinn、Amarendra、Roland Johnson、Radu Miclaus、Mudit Sharma、Kanchi Bindal、Alexandre Oddos、2023 年 6 月 22 日
Gartner 社は、同社の公開済みリサーチ資料に記載されているベンダー、製品、サービスについて、いずれも支持するものではありません。また特定のベンダーに対して同社が最高評価またはそれ以外の評価を与えることによって、同社がテクノロジーのユーザーに対して、そのベンダーを選択するように推奨するものではありません。Gartner 社のリサーチ資料は、調査結果に基づいた同社の見解であり、事実の表明として使用することはできません。Gartner 社はこの調査結果について、明示または黙示を問わず、商品性または特定目的への適合性の保証を含んだ一切の保証をいたしません。
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Workday の最高学習責任者を務める Chris Ernst が、Workday のスキルベース人財戦略への移行を経験したことから得たインサイトを共有します。